お知らせ

【開催報告】未来の在宅医療シンポジウムを開催しました

2025年4月24日、オンラインにて「未来の在宅医療シンポジウム」を開催いたしました。
当日は地域の医師・看護師・ケアマネジャー・リハビリ専門職など、多職種の方々を中心に100名を超える方にご参加いただきました。

本シンポジウムは、特定行為看護師の地域における活用をテーマに、在宅医療の現場で直面している課題や連携のあり方について、多角的な視点から意見を交わす場として企画されました。

シンポジウム内では、現場で特定行為看護師と連携を行っている医療機関や訪問看護ステーションからの事例紹介や、多職種の立場から見た導入のメリット・課題について活発な質疑応答が行われました。

本企画を通じて、特定行為看護師が担う可能性の広がりと、地域包括ケアの質を高めるための実践的な連携の重要性が再認識されました。

今後も、地域の皆さまとともに在宅医療の質向上を目指し、こうした対話の機会を定期的に開催してまいります。

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

特定行為看護師とは?

特定行為看護師とは、医師の判断のもとで、あらかじめ決められた「特定行為」を実施できる特別な研修を修了した看護師のことです。

たとえば、在宅での医療処置(たんの吸引や点滴管理、一部の薬の調整など)を、医師の指示に基づいてスムーズに行えるようになります。

これにより、

  • 医師がすぐに駆けつけられないときでも安心できる
  • 入院せずに、家での生活を続けやすくなる
  • 看護と医療の連携がよりスムーズになる

といった利点があり、これからの在宅医療を支える新しい存在として注目されています。