STブログ⑤
前回の続きで本日は「失語症」です。
訪問において失語症の方はたくさんいます。
退院直後より関わらせていただく方もいれば、退院してからしばらく在宅で過ごしている方が相談員を介して紹介していただくこともあります。
①評価 ②訓練・代償手段 ③考え方
①評価
退院時に病院からの情報提供を参考にします。また、みなともにはSLTAがあるため、より詳細な評価が行えるようになっています☝️
入院中はコミュニケーションが限定される環境であることが多く、そこまで困らなかったことが、在宅で過ごすことになると困難さが出現することがあります。その辺りを会話の中で聞き出すことも大切です☺️
(例え)LINEがわからない。雑音が多く聞き取りにくい。友人とグループになるとわからない。などなど
②訓練
訓練プリントがソフトにあり、支給されるパソコンでコピーすることができます。また、エスコアール絵カードもあるため訓練に活かすことができます。宿題としてプリントを渡すことも多いです。
代償手段としては、LINEの操作方法をメモに残したり、実際に一緒に入力の練習を行ったり。関わり方として「静かな場所に移動する」「対面で顔を見ながら話す」などの関わり方も再度伝えることもあります。過去のSTブログ①にも少し書いてあります☺️
④考え方
失語症の方は、関わらせていただく中で、発症数年後においても確実に良くなっているなと感じることがよくあります。それだけ会話の機会って生活の中で大きな割合を占めており、感情にも関わる重要な役割があると感じます。その会話の訓練に関われせていただくことで、この仕事してて良かったと思える瞬間がたくさんあります☺️
実際は、解決が難しく、一緒に悩んで苦やしい思いをすることもよくあります。でも、その時間も大事と感じます。
みなともでは、一緒に話し合いながら、利用者様のサポートしていけたらと思います。
最後に・・・
みなともでは利用者様に合わせて、一緒に訓練内容や代償手段を話し合いながら支援していくことができます。
もし気になるとの方がいれば、お気軽に見学に来てください。
問い合わせ先:050−3799−8253 小林 ☺️